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たきさんとのっさんの続暇潰し編
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Author:たき
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たきさんの1%はアルコールで出来ています。
すなわち甘甘なのじゃよー。


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【2007/02/12 22:15】 アニメ
昔「こちらスネーク、麻帆良学園に潜入した。」とかってスレがあり、非常におもしろかったです。





こちらスネーク、桜田ジュンの家に潜入した。









1 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/05/07(日) 21:00:44 ID:RlgTiCjJ
ス「パラメディック、花丸ハンバーグはウマイのか?」

3 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2006/05/07(日) 22:39:38 ID:zgeeqXE4
                   _ ......... __
               ,.ィ"/,. ィ'":.:.:.:\:.:`丶、
             / / ,:":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.\
            / ./ /:.:./:.:.:.:.:.:.:.|:.:ト;.:.:l:.:.:.:.:.ヽヽ
          /  / /:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/:.:| ',:.:ト、:.:.!:.:.l:.',
         く   ,'  l:.:.:.:l:.:.:./:.:.://_/ .l:/ー-ヽ:.:| ',|
           ヽ、.」  l:.:.:.:.l:.:.l_:/フ ' /' 、,,,,,.ノ:./ ′ ローゼンメイデンの第3ドール、翠星石が
             /:.:.{  !:.:.:.:.Vr   ,,ィ ′  ///イ}    華麗に>>3ゲットですぅ!
            /:.:.:.:{   ヘ:.:.:.:\=''"//   _   ハ!    巻きますか、巻きませんか?
           /:.:.:.:.:.{   ,イ_ヽT rr‐',  <ノ  , ' }    いまならかあいいお人形が付いてくるですぅ♪
          /:.:.:.:.:.:..{ r-,.‐-.、>、ヽヽヽ ..__/   }           //
         /:.:.:.:.:.:.:.:{         /:.:.:.:.:.:.::.:.{ {l: : : : : :.:.!{,〃゙Yニ - _ュく{.   }       //
.      , ':.:.:.:/:.:.:.:{ /:|:.: : : : : :ヾ,ヽ='ィ、ニ. r.イYヽ   }      _..rY、
    , ':.:.:./:.:.:.:.,イ/:.:.|:.:.',: : /: : : \/ !  / /{:ハ.  }.   /,_ィ_〉 〉
.  , ':.:.:/:.:.:.:.:./ /:.:.:.:!:.:.:.∨: :_:_: : / l   ' .,'イ: : :!  }. ,イ    'ー- ._
 , ':.:./:.:.:.:.:.:./ ./:.:.:.:.:.!:.:.:/: :/r =7     ,'.フ: :ヽl   }Y フ '´ ̄`二- '-'
,.':.:/:.:.:.:.:.:.:/ /:.:.:.:/ハ:/:.:.:.イ7/〈:、     !'.):.:. : : `ヽ/'、ヽ二-フ´
蒼せ>>1石、スレ建て乙ですぅ!
ナージャは>2良在庫ですぅ!
>4様は韓国人ですぅ!
雛いち>5をからかうのは、おもしろいですぅ!
ラク>6スは、血で血を洗うゲームですぅ!
薔薇水晶はニセの第>7ドールですぅ!
ジュンには>8っきりと言ってやったほうがいいですぅ!
真>9はオバカさんですぅ!
水銀>10はジャンクですぅ!

>11-1000は、翠星石の犬ですぅ!
でも、のりは怒らせると>501ですぅ!

4 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2006/05/11(木) 11:06:15 ID:w4fm6srY
ネギまのスネークスレは神だったな・・・・・・・・

8 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2006/05/15(月) 19:03:41 ID:NOxp1bss
翠星石にCQCしてやりたい

9 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/05/19(金) 04:47:35 ID:6HtI/xRT
大「久しぶりだなスネーク・・・」
ス「誰かと思えば・・・大佐。ここは何処だ?何故俺の手足が拘束されている」
大「突然だが どうしても君に頼らざるを得ない任務が出来てしまった・・・」
ス「(ナンダコイツッ!?俺の意見はまるで無視か?)・・・で、その内容は?」
大「君は"ローゼンメイデン"を知っているかね?」

ス「Rosen maiden?さぁ、聞いた事が無いな」
大「ローゼンメイデン・・・信じ難い話かも知れんが、かつて古の人形師Rozen(ローゼン)が
  作ったとされる意思を持つ人形。言葉の響きが似ていることからして別名「薔薇乙女」
  とも言われていて、その数は七体であるとされている。」
ス「薔薇乙女?ひょっとするとその人形は・・・」
大「そうだ、少女型の人形だ」
ス「大佐、いくら一人が寂しいからと言ってお人形遊びで一生を終えるのは感心しないな。」
大「ば、馬鹿者ッ!べ、別に私が欲しい訳じゃないんだからな!上の命令に従っているだけだけなんだからッ!!」
ス「(発言の激しい乱れ・・・冗談で言ったつもりだが俺の任務は・・・)で、その薔薇乙女がどうかしたのか?」
大「スネーク、どうやら君はコレだけの発言で今回の任務の内容を把握できたようだな・・・」
ス「一つ聞きたいんだが・・・」
大「何だスネーク?正直今すぐにでも現場の情報を君に叩き込みたいのだが・・・」
ス「俺は一言もその任務を受けるとは言ってないぞ」
大「ハァ、残念だがスネーク、君に拒否権はない」
ス「何?どういう事だ」
大「これを見たまえ。」
ス「こ、これは俺の任務中の写真ッ!しかも絶妙なタイミングでシャッターを切られている・・・」
大「こんな事もあろうかと任務中に取ってもらうよう彼に頼んでおいたのだ」
ス「ク・・・(雷電・・・あいつ妙に俺の後ろをとっていたのはこういう事だったのかッ!)」
大「もし君が任務を拒否すれば、この写真を君の家から半径5kmに渡ってバラ撒く」
ス「ちょ、ちょっと待てッ!それは脅しじゃないのかッ!?」
大「知らん。とりあえず目標は"ジャパン"だ。今更だが最初の質問に答えよう。ここは飛行機の中だ」
ス「クソッ、最初から俺は大佐の暇つぶしに利用されていたと言う事か」
大「ハッハッハ、任務内容が先に確認できた・・・これほどの有益な時間の使い方は他にあるまい?」
ス「ははは、違いないw(まず拘束が解かれた瞬間に大佐の顔面に2発、そして十回のチョークスリーパーの後で・・・・・・」

こうして彼の作戦が動き出したのであった・・・

「エピソード0・俺が人形ヲタになった理由(はじまり)」


と言う様な妄想が浮かんだんだが俺は夜中に一体何をやっているんだ・・・

10 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2006/05/20(土) 23:04:27 ID:OSHOIx0K
wktk

11 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/05/21(日) 02:25:11 ID:2B4aHZEI
ス「で、大佐」
大「何だスネーク」
ス「長い車旅の末、ようやく目的地に着いた訳だが・・・」
大「だがどうしたと言うんだ?」

ス「どうみても一般人の家じゃないか?ここ」

chapter0.5 潜入経緯

大「そうだ。ここが今から君が侵入するサクラダ家だ」
ス「・・・大佐、この任務に俺の力が本当に必要なのか?」
大「君しかできん。君がやらねば誰がやる?」
ス「全く答えになってないんだが・・・それはいいとして潜入方法は?」
大「これを使う」
ス「これって・・・ダンボールじゃないか。こんな物で一体どうやって?」
大「いいかスネーク。これから潜入の流れを簡単に説明する。
  まずは敵地の情報からだ。敵の人数・・・もとい家族構成だが、
  父・母・長女・長男の推定4人構成とされている。その内の父・母は現在海外出張中だそうだ」
ス「海外出張?じゃあもしかして現在この家には・・・」
大「そうだ、長女・長男の二人・・・まだ18にも満たない子供二人だけしかこの家には居ない筈だった」
ス「だった?今は違うのか」
大「違うと言えば違うのだが、違わないといえば違わない」
ス「・・・?一体何を言っているんだ?意味が分からん」
大「それは君が潜入に成功してから話そう。さて、大分話が逸れてしまったが
  潜入方法を簡単に説明する。諜報員の情報によれば、この家の長男・ジュンは
  大のネット通販好きらしい。しかも胡散臭い商品を買っては期限ギリギリに
  クーリング・オフすると言う理解し難い行動が彼の日課だそうだ。」
ス「随分と悪趣味なヤツだな・・・(大体話は読めたが一応最後まで聞こう)」
大「それをいち早く察知した諜報部員の一人が偽のホームページを開設し、
  その長男の買いそうなキャッチフレーズや構図で何とか釣り上げた。ちなみに
  商品名は”幸運の等身大スパイ人形☆貴方の任務叶えます♪”だ」
ス「・・・ちょっと待て。それなら他のヤツでも十分代用が利くんじゃないのか!
  俺を使う要素が、未だに、どこにも、出ていない!」
大「熱くなるな、スネーク。君を使ったのは任務の成功率を最上限に引き上げる為だ。
  失敗は許されん。恐らく失敗した者の末路は・・・死だ」
ス「大げさな・・・子供が武装しているとでも言うのか?」
大「君が抱いている疑問や謎は目標を見れば全てが解ける(多分)。
  そして君はこのミッションの難しさを体を持って味わされる事になる」
ス「・・・分かった。只今より”不法侵入”を開始する」

大「流石だスネーク。君の言葉のキレにブランクがあるとは思えん」

12 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/05/30(火) 02:28:48 ID:8ChKskC2
 今日の夕飯は花丸オムライスにしようかな・・・でもでも流石に卵の使いすぎだよねこれって。
そう私が呑気に思案していると、
    
         ピンポーン

呼び鈴が鳴った。

今振り返れば、居留守という行為を働けば良かった、と思ったのは今日が初めてだと思う。

-----chapter1潜入失敗-----

ハーイ、と勢いよく玄関の扉を開けて私はいきなり対応に困った。
何故ならいきなり視界に入ったのは

物凄く辛そうな顔をしてダンボール箱を抱えている老人が居たからだ。

『た、宅急便です・・・判を、判子を押して頂けませんか?』

と、物凄く震えた声で懇願するような目で言ってきた。
何か危機的なものを感じた私は急いで印鑑を取りに戻って また返ってきた。するとその老人は、

『だ、駄目だスネーク・・・この作戦には致命・・・的な欠点があった・・・んだ』

と突然意味不明な事を口走りそのダンボール箱を地面に落としてしまった。そしたら

「グアッ」

男の渋い呻き声が聞こえた様な気がした。

「え・・・?」

私が首を傾げると直ぐに、

『クゥゥ・・・スネーク!撤退だ!!』
「チッ・・・だから言っただろ。そんなチマチマとした人権費削減をした所で作戦に支障が出r『黙れ!』ィダッ!」

何が何だか分からない。玄関には老人一人と私しか居ないのに何処からともなく聞こえてくる
謎の渋い男の声と会話をしている。オマケにその発生源は、やはりダンボール箱だ。
今老人がダンボール箱を踏んづけた時にまた声がしたので確信した。

このダンボール箱には何かが、居る。

「あの・・・」と勇気を持って老人に問いかけたと同時に

『何をしているスネーク!今は退く事だけを考えるんだ。』
「オイちょっと待て・・・もしかして俺はこのまま退くのか。」

『・・・』ダッと老人は走って行ってしまった。するとダンボール箱が

「大佐?待て、俺を置いて行くな!」

そう言った瞬間手足が生えてきて、物凄い速くて、あっという間に何処かに行ってしまった。

自分の頬を抓ってみた。

そう言えば最近苺大福買ってないなぁ、と自分の頬の痛さを現実逃避に据え変えた。

13 名前: 大切なお知らせとお願い ◆IRieazxHpg 投稿日: 2006/06/04(日) 14:18:45 ID:W8deUoHu
     _____                   ___     ____          ___   ___
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   .  / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ \
      ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ̄

14 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/11(日) 22:51:25 ID:gSxx94GQ
wktk×5

15 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/12(月) 01:46:09 ID:m7IEEERc
----chapter1.5 Do? or Don't?----

ここは何の変哲も無いトラック・・・もといとある部隊の作戦会議条兼食堂兼彼らの宿である。
部隊とは言っても そのトラックにはたった2人しか乗組員は居ない様だが---

『まったく、君の我慢弱さには失望した!あそこで声さえ挙げなければ
 今頃はとっくに内部の工作が半分は成功していると言うのに・・・』

そこでは、トラックの乗組員の内の一人である老人の一喝が木霊していた。

「何ッ!俺に負があると・・・そう言いたいのか?大佐。
 よく考えてみろ。あんな些細な事で人件費をケチッたアンタが悪い。」

すかさず もう一人の乗組員である頭にバンダナを巻いた中年程の男が負けじと講義した。
さらにその中年男は続けて弁論する。

「それ以前に何故あんな無茶な潜入方法をとったんだ!あの家に
 セキュリティは全く視られなかった。十分外からでも進入できた筈だ!」

どうみても不法侵入だがな、と自分に聞こえるぐらいの声で付け足して一呼吸。
その正論(?)を受けて大佐と呼ばれた老人は何か落ち着きが無くなった様に見えた。
その仕草を中年男---ソリッド・スネークは見逃さない。

「・・・?そう言えば大佐、ケチった人権費は何処へやった?
 もう使い道が無いんなら俺にも使う権利がある筈だ。だしてくれ。」

『い、い、いや、いやぁ私は知らん。知らんと言ったら知らん!』

16 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/12(月) 01:46:59 ID:m7IEEERc
疑い深く訊ねられた老人は途端に早口になって応えを返す。後退りながら。
と、そこで(お約束と言うべきか)ゴト、と音がした。その音がした方向を見た
スネークは見る見る内に顔の形を変え、

「何だソレは?そんなもんは以前乗車した時には積まれていなかった・・・。
 それにこの任務にそんなもんは(多分)必要ない!どういう経緯でソレを使うんだ!?
 答えろ、大佐!」

その渋い声が裏返る程声を荒げて言う。それに対して老人は、

「そんなもんとは何だ、そんなもんとはッ!
 これはッ!由緒正しい「等身大スケール1/1蒼星石」だッ!
 何所へでも持ち運べる「ローゼンメイデン」製造number3蒼星石なのだッ!」

逆切れしつつ、さらっと重大なことを吐いた。

「なに?」
『し、しまった!これは誰にも漏らすまいと必死に隠していた(私の中で)最重要機密だった・・・』

老人が四つん這いになって項垂れている間にスネークは「蒼星石」と呼ばれた人形に近づいて観察する。

「(これは・・・本当に人形なのか?離れて視た時は間接が有り得ん方向に曲がっていたから
  人形と気付けたものの・・・今は逆に人形と気付けたのが奇跡と思えるぐらいだ・・・。)」

スネークは何時の間にか開いていた口を直さずに観察を続ける。

「(ん?そういえば大佐はこれが動いて尚且つ意思を持つと言っていた・・・。
  もしそれが本当なら人間と何ら変わりは無いんじゃないか!?)」

ハッと振り向いた瞬間スネークは凍りつく。

自分の顎下に銃を突きつけられたからである。

『はぁ・・・残念だスネーク。長年の付き合いで親友である君に成り行きとは言え
 こういった行動をとる日が来るとは思わなかった。非常に不本意だがスネーク、
 これから君に二つの選択肢を迫らなければならない。』


          『まきますか?まきませんか?』


17 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/19(月) 18:40:29 ID:sZkNj5+W
おぉ 面白い

18 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/26(月) 01:10:05 ID:/yHHNs1H
今、この男は何と言ったのか?
日課で唯一の楽しみを奪った挙句、この私に銃を突きつけているのだ。

 私はあふれる怒りを堪え、誇りと尊厳と気丈さを持って
 それを気品あふれる精一杯の笑みに変えて言ってやった。

           「おばかさぁん。」


----chapter1.9(M.L side) Before of battle----

 その日 私は、ある目的の為に在る場所へ向かっていた。

ある日々を境に私はその場所で、少しの間だけ時間を潰す事を楽しみにしていた様だ。
現に今の私の顔は周りから見たら薄気味悪いと言われるかもしれないほど
綻んでいるのが自分でも分かる。前もって言っておくとその場所は白一色で統一された壁や小机、
ベッド一式しかない質素な事この上ない水ぼらしい場所だが、そんな事はどうでもいい。

そこには私の目的が、いる。

それだけで十分だった。だって目的の為に行動するのは人間や動物だってみんな同じ事。
だがそれに対して「思い入れ」を持つのは私達の様な存在か人間くらいだろうか。
そんな近況や理屈を頭の中で何回か繰り返しながら私は目指す、愚直に、目的地に。

が、どうやら今日は回り道を(と言っても目的地は目の前だが)しなければならない様だ。

それは私がこの前に妹から横から奪ったモノである、蒼色の「ローザミスティカ」と、それにくっ付いてきた
蒼色の人口精霊「レンピカ」が、どうも目的地の直ぐ傍にある「廃教会」に行きたがっている様なのだ。
この子達は奪ってから中々馴染んでくれなくて、最初はその事に気を落として
ちょっぴり涙を流した事もあったので(断っておくがコレは悔し涙である)

良い機会と思い、私は この子達の機嫌取りに「廃教会」に進路を変えた。

この後の事を考えると それは大きな過ちだったと言う事を

私、「水銀燈」は知る由もない。

19 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/26(月) 01:14:01 ID:/yHHNs1H
「まきますか?まきませんか?」

こいつは一体何を言っているんだ?この様な状況で。


----chapter1.9(S.S side) Chapter's 1.9. but matter 1.7----
俺は何を言ったらいいのか分からず、ただ打開策を練っていた。
すると突然銃を突きつけている老人にして、一応俺の親友でもあった
ロイ・キャンベル(現在は軍関係からは退任しているが、俺の中では今でも大佐だ)が
また口を開く。『早く答えろスネーク』と。

正直言って俺は内心かなり焦っている。この選択肢を間違えたら即The End。
そんな過ぎた焦燥感のせいか、俺は条件反射で

「まきます」と答えてしまった。

『「・・・」』
何故か時が止まったかのような錯覚に襲われた・・・が
答えが正しかったのか大佐は溜息をつきながら銃を下ろした。

『非常に・・・非常に残念だスネーク。君に危機感をあえて与えて
 答えをうやむやにさせるつもりで銃を向けたんだが・・・』

余程の事なのか顔に物凄くシワを溜めながら大佐は続ける。

『これから君には今すぐ別の任務に入ってもらう必要がある。
 コレも失敗は許されん。いや、この任務の失敗が意味するのは間違いなく君の死だ』

どうやら俺は判断を大きく間違えたらしい。

20 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/26(月) 01:15:33 ID:/yHHNs1H
大佐は任務の前の知識として、任務に関する全ての事を話した。
まず、このシルクハットを被って、まるで少年を装っているかのような
衣装を身に着けているこの人形が「蒼星石」と言うそうだ。今は無機質な、
だが何処となく安らかな顔つきで眠っているかの様に目を閉じている。

この人形は大佐が以前、特殊工作員に依頼して潜入してもらって
手に入れたらしい。しかし、その時に帰って来た工作員達は全員満身創痍で
その医療費に人件費を俺以外の分を使ってしまって、この様と言う訳だ。

次に一番謎であった先程の選択肢。アレは一体何かと聞くと、
『どうやら君は【アリスゲーム】に身を投じなければならない様だ。』
と、また訳の分からない単語が出てきた。

『アリスゲームとは言ってみれば彼女達ローゼンメイデンの全てと言ってもいいほどの
 重要な儀式だ。まぁ簡潔に言うと彼女達同士で戦い殺し合って最後に生き残った者だけが
 完璧な少女【アリス】になれる、と言われている。』

「と言われている?確証は無いのか?」
『そればかりは作った本人ローゼンしか知らん問題だ。いや、ひょっとすると
 数百年にも及ぶらしい彼女たちの戦闘経過日数からしてローゼンにも測りきれなかったやも知れん。』
「なんてこった・・・」

人形とは言え女の子であろう者達に、殺し合いをさせるとは・・・
ローゼンの完璧な少女への狂気が僅かに見えたような気がした。
厳密に言うと彼女達の命とも言えるローザミスティカを奪い合う儀式だそうだが
結果的にはどちらも同じだ。敗者は死を意味する・・・この蒼星石の様に。


21 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/06/26(月) 01:16:53 ID:/yHHNs1H
「それで?そのアリスゲームは今も続いているのか?」
俺らしくもない、何故か余計な詮索をしたくなった。
『いや、それがだなスネーク。私がこの前送った工作員によると、
 彼女達の中にも望む者と望まない者がいる様なのだ。』

やはり自分達の存在意義だからと言って、彼女達は自分で思考する事が出来る。
意思がある。その行為に疑問を持つ者が出てきても可笑しくないだろう。
俺はその発言に口の端を多少吊り上げながら次の発言を繋ぐ。

「で、俺が向かう対象は?」
一見突飛に見える発言だが問題ない。時間の節約だ。
『相変わらず話が早いなスネーク。そう、君の任務の対象である彼女は
 現在確認されている薔薇乙女で一番の好戦家、製造number1で彼女達の長姉にあたる。
 そして君の任務は、彼女から蒼星石のローザミスティカを奪い返す事だ。』

やはりそうか。奪える命ならまた奪い返せばいい。
聞こえは悪いが、そういう事が可能な様なので安心した。
 何故、「まく」と答えたからと言って この任務を任されたのかは分からかったが、
俺は胸の奥にある妙な使命感に従って進んで準備に取り組んだ。


予定通り彼女は来た。姿を聞いていなかったので、その背後から翼が生えているのには少々面を食らったが、気にせず言葉を紡いだ。

「水銀燈、だな。唐突で悪いが大人しく お前さんが持っている蒼星石のローザミスティカを返して貰いたい。残念だが拒否権は無いと思ってくれ。」

銃を構えて俺は警告を放つ。すると彼女は、

「おばかさぁん。」

と、誰もが戦慄する様な冷え切った声で、返り血が嫌に似合いそうな笑い顔で言った。

27 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/05(水) 00:55:57 ID:IZMFRdck
ふふっうふふふふふ・・・・・・

彼女は突然吹き出して笑う。今の俺の状況の滑稽さに絶えられなかったのであろう。

戦闘開始0.3秒で武器を失った事すら気付いていない俺の無様な姿に。


----chapter2 Finally battle! Depression of Mercury Lampe----


思考を再開する。俺の手に確かにあった筈の銃の行方を
目の前にいる羽の生えた人形"水銀燈"に注意を向けながら必死に探る事にする。
・・・何故か彼女は笑いっぱなしだが。

まずは聞き耳を立ててみる。もしかしたら何か物凄い速さで何かを
投げつけたのかもしれない。もしそうだとしたら その際に弾き飛んだ筈の銃が
地面に着いた際に発する金属音で場所が特定できるからだ。

しかし10秒程経っても金属音など聞こえてこなかった。代わりに

「ジュウウウウゥゥゥゥ・・・」

と何かが熔ける音がした。つい人形の注意そっちのけで、ちらりと見てしまった。

ハハ、銃の末路が「ジュウウゥゥ・・・」とはジャパンのダジャレも捨てたもんじゃあ無いな。
正直に言って「笑えない」。そのジョークの内容と言い、突然銃が熔け出した不可解な現象と言い、
俺の状況についてもだ。

ハッキリ言おう。こんな現象を行ったと思われる人形に対抗する筈であった


武器が、ない

28 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/05(水) 00:57:09 ID:IZMFRdck
俺は憤る。そうさせた原凶は、いや対象は只一人。

こんな無茶な状況を作ったキャンベル大佐に対して、だ。

今更だが。何故あの時にあんな軽率な判断をしたのか。僅かだが俺にも非があると認めよう。
だが僅かだ。あの爺さん、相当ボケが進んでいたのか一言も喋らなかったのだ。

彼女、水銀燈に何らかの"能力"がある事を

----extra chapter.a Indignation of Snake----

『準備は良好の様だな、スネーク。』
銃の手入れをしている最中の俺に大佐が話し掛けてきた。
「別に、今俺にはコレ以外にする事が無いだけだ。」
最もな意見で簡潔に言葉を返す。

それに対して大佐は『そうか』と素っ気なく答え、
『スネーク、君に話しておく事がある』と神妙な顔つきで言った。

「・・・なんだ?」
神妙な顔つきと言っても、今では彼の十八番となってしまった"隠し事"の内の一つを
明かすだけだろ。と長年の親友に対して あるまじき考えを抱きつつ答えた。

『そんな嫌そうな顔をするなスネーク。とは言ってもこれはかなり深刻な問題だがな・・・。
 落ち着いて聞いてくれスネーク。残念ながら君の主戦力で一番きょうりょく的なモノは、それだ。』

顔に出ていたか・・・と内心恥じらいつつも大佐が指指した方向を辿る。

・・・ん? ああ、そうか
「大佐、危ないじゃないか。俺の背後に武器があるなら早く伝えてく・・・」
俺は唖然とした。何故なら俺の後には・・・

----extra chapter.a end----

29 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/05(水) 00:58:31 ID:IZMFRdck
「クソッ」と毒づくしか今の俺には出来なかった。
下手に動けば相手に何をされるか分からない。
何せ俺の只一つの主武装であった銃を一瞬で燃やしたのだ。
燃やした、と言う表現は間違っては無い筈だ。
現に、俺が持って握っていた銃と思われる黒い塊が、
青い炎をだして燃えている。

「ふふふ・・・。あらあら、そう言えば何の御用でしたかしらぁ?
 変わった格好をしたオジサマ?」

狂った様なクスクス笑いを止めて、余裕の笑みで
玩具を前にした子供の様な目で、人を小馬鹿にした声で彼女は問う。

「もう忘れたのか。俺は蒼星石のローザミスティカを返して貰いたい、
 と言った筈だが?」

俺のそっくりそのまま返す不敵な笑みが気に入らなかったのか、
「もういいわ・・・。鏡が恨めしくなるくらい・・・壊してあげるッ!!」
彼女は目元に物凄いシワ(?)を寄せて見開きつつ言った。
そして彼女が後の羽を展開した瞬間

「お待たせしたかしらー。」

俺の悩みの種だったリーサルウエポンが、馬鹿と煙はなんとやら、と
言う所で、待ってましたと言わんばかりのタイミングで言い放った。

30 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/08(土) 13:35:42 ID:JP0ZMRV1
カナリアきましたよこれ

33 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/13(木) 01:04:56 ID:MIb7GVba
-----The first volume-----

俺は、ハッキリ言って贅沢を言う方じゃない。

俺の現在の住処で心の故郷でもあるアラスカの生活に何一つ
不自由なんてなかった。
だが年を取りやすい性なのか、
2,3年前まではアラスカの寒さが心地良いなんて事が言えたが、今の俺が言ったら
強がりにしか聞こえんだろうな。
それに時々過ぎたタバコ代で所持金不足になった時は自分で獲物を狩りに行って
食料費への負担を減らし、それでも駄目な場合は自販機の近くで
這いつくばって下を覗いたりして自分で何時も窮地を脱してきた。
まぁ、要は生き延びればいいのだ。

・・・だったが俺はこの時思った。勿体無い事は我慢できない性質ではないかと。
だから俺は、

「ま、待て!まだ俺の話は終わった訳じゃない!
 いきなり銃を向けてすまなかった。おまえさんに有利な条件が
 何一つなかった事も詫びる。一先ず落ち着こう」
と水銀燈に向かって焦りながら言う。

要するに無視する事で平静を保った。故意的に

----chapter2.2 Strong partners----

だが俺の努力も虚しく

「ひ、酷いかしらー。もし私があの時声をかけていなかったら
 貴方はきっと真っ黒な灰になって粉微塵になっていた筈よ!」

ヤツはしつこく捲くし立てる。だが粉微塵になると言うのは本当の事だろうか。
俺の頬にツーっと冷や汗がつたる。
仕方ない。「仕掛け」を先制して使わなかった事は水に流そう。

・・・いや、後でその広い凸にジャパン伝統の「niku」を書いてやると
密かに俺はその光景をシミュレートして実行に移す事を決めた。

34 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/13(木) 01:05:55 ID:MIb7GVba
-----Tha second volume-----

「あら、てっきり病院から聞こえてくる赤ん坊の奇声かと思ったら・・・
 久しぶりねぇ・・・か、かな、あら?えっと・・・そうそう思い出したわぁ、金糸雀(キムシジュン)」

と、水銀燈は「整理整頓をしていない冷凍庫に保存してあるカレイを探していて、
ようやく見つけたのがヒラメでした」的な事を口走る。

「信じられないかしら!アレだけ迷っておいて一文字も合ってないなんて・・・」

対するカナリア(←何故か変換できない)は「母親に頼んでおいたコミック雑誌が
名前は合っているが別冊や月刊誌と言った別物」
を前にした時の何ともいえない子供の表情をしていた

「う・・・ううー・・・これで過半数の姉妹に私の名前を有耶無耶にしたかしら。
 一番年上の水銀燈まで忘れていたなんて、うっう・・・
 もう残るは、今は亡き蒼星石だけ・・・。誰も・・・カナの名前を覚えていないのね・・・」

べすべすと謎の擬音を出しつつ泣きながら金糸雀は言う。

「そ、それは悪かったわね金糸雀。ふふ、まぁそれはいいわ・・・
 そんなことよりも、貴方が金糸雀のミーディアムだなんてねぇ」

流石に悪いと思ったのか非礼を詫びる水銀燈。
しかし、瞬時に場の雰囲気を変えられるのも姉妹一なのか。
あっという間に殺伐とした空気が広がる。顔には余裕の表情が浮かんでいるが

「だったら何だって言うんだ?何か笑うような事か?」

と、おどけた態度で俺は再び彼女を挑発する。
普通ならこう言った行為は身の危険に繋がる。
だが俺は、さっき銃を熔かされたのを見て確信した。

勝てる、と

35 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/13(木) 01:07:11 ID:MIb7GVba
何故勝てるか、か?それはとても単純な事だ―――――

-----The last volume-----

「ふふふ、未だに余裕があるなんて・・・勇敢を通り越して醜いわね。そのニヤケた顔・・・
 でもこの水銀燈はそんな安い挑発には乗らない。
 私を侮辱して何か策を吹っ掛けてくるみたいだけど・・・
 さっきから後の方でゴソゴソしているのが丸聞こえよぉ?金糸雀!」

その声にビクッとベタな反応をした金糸雀は

「な、何の事かしら?カナは別に背後から仕掛けるなんて
 卑怯な事は決してしないわ!」

と、言いつつ彼女は慌てて後に何かを隠す。
俺はその彼女の行動に手で自分の顔を覆わざるを得ない。

「残念ねぇ、叔父さま?一応聴かせて貰うけど、コレで終わり?貴方の策は。
 どっちにしても貴方の武器はあれで最後みたいだし、終わりにさせて貰うわぁ。
 ・・・あの子のローザミスティカを頂戴する事で、ねッ!!」

と勢い良く金糸雀に向かって飛んでいく。
手に美しい装飾を施した両刃剣を持って。

「チェックメイト」

それは誰の言葉だったのか
ブォン、と出鱈目な勢いで水銀燈は金糸雀へその凶刃を放つ。

思わず顔が緩んだ。

「・・・作戦、成功。詰めに入ります・・・・・・」

あまりの都合の良い展開に。

―――――こっちにはまだ得体の知れないシークレットウエポンがあるからな

40 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 19:36:40 ID:hJrboMPE
スネークどうしたスネーク!

41 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:03:50 ID:ZH29UVuh
プルル、プルル チュイーン

こちらスネーク。大佐、聞こえるな。
今ヤツは悪魔城ドラキュラ黙示録外伝~Regend of Cornell~の攻略真っ最中だそうだ。
断っておくが、ついでに涼宮ハルヒシリーズを全巻纏め買い何かしてないんだからねッ!!

と、独り言を嘆いていたと言う情報をキャッチした。
こんなキチガイの酔狂に付き合ってくれている人達へのせめてもの償いに
明日中には仕上げると胡散臭い事も言っていたそうだ。以上

プシュン

42 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/07/23(日) 22:51:59 ID:j089PMzM
何故 この作戦に「私」が配属されたのか。

何故 この作戦に「蛇」が必要なのか。

何故 この作戦に「彼女達」は携わったのか―――――

それは「私」であるロイ・キャンベル以外この場で理解できているモノはいない。

スネーク・・・只一つ私から言える事は

君がまだ「主題」に掠りもしていないという事だけだ。

----extra chapter.b tea ceremony(the first half)----

彼は口を大きく開けている。
無理も無いだろう。まともな人間であればあるほど目の前の光景を見てしまったら
無意味な現実逃避に走りたくなると言うものだ。
 そう、彼(ソリッド・スネーク)の何時の間にか後にいる

 協力的で強力な「彼女達」の異様さを見れば・・・

何が異様なのか。つい服装が~~と言うオチがベターなんだろうが
それよりも実際にこの場面に遭遇したら誰もが拍子抜けするんじゃあないだろうか?

「・・・・・・・・・」
「な、なにかしら。まだ何も言ってないのに、何をそんなに驚いているのかしら?」

この何とも言えない独特の、+と-の様な雰囲気に。

私は彼の反応を一通り楽しんでから彼女達に言った。

「これより『アリスゲーム終決作戦』の方針について、直々に私自らの案を説明する」

と、表上の作戦ネームで言った。

50 名前: ◆HdhO7FUzqk [sage] 投稿日: 2006/10/13(金) 04:20:18 ID:p43+Bg/a
Metal Gear Sinku

~~Chapter 0 伝説の紅い人形、再び~~

完全を目指す人形Alice Dollの元隊員で箱の中で深い眠りついていた真紅はついに永い眠りから起こされた。
真紅はかつてAlice Dollに所属し、不可能な任務を可能にしてきた『伝説の人形』である。

 誰かに螺子を回されて意識がハッキリしてきた後、赤尽くめで金髪の人形へと近づいてくる足音があった。
「久しぶりですねぇ、真紅ぅ。」
真紅と呼ばれた赤尽くめの人形は無表情で、歩いてきた足音の主を一瞥した。
目の前に居るのは全身、いや髪も緑で統一し可憐そうな外見の人形。翠星石である。
「誰かと思ったら、翠星石…あなたね。」
「相変わらずプライドの高そうな人形ですぅ。」
「私を起こしたのはどうしてかしら?」
「真紅を起こしたのは他でもないのですぅ。」
「起こしたですって?わざわざ体を入念にチェックした上で螺子を巻いて?」
真紅は少々表情を曇らせて答えた。
「少々手荒だったことは謝りますぅ。でも、大変なことが起こったですぅ。」
「私はもうAlice Dollを除隊しているわ。あなたも私の指令官でもない、命令を受けるいわれはないのだわ。」
「真紅は必ず任務を受けてくれるはずですぅ。」
 憮然とした表情で真紅は黙っていると、また足音が聞こえてきた。
「久しぶりだね、真紅。」
「あなたは…蒼星石?」
「そうですぅ、私の双子の妹でAlice Dollの庭師の片割れ。
 今はおじじのもとでマエストロに必要そうな人形仕掛けの知識を学んでいるのですよ。」
真紅は、横目で蒼ずくめのボーイッシュな外見と翠星石と瓜二つの顔の人形、蒼星石を見つめる。
「ごめんね、ジッとしてて。」
そう言い終えると蒼星石は、自分の精霊『レンピカ』を呼び出した。
精霊は真紅の周りをしばらく漂った後、蒼星石の中へと消えていった。
「何をやったの?」
「精霊は嫌いかい?」
「・・・?」
若干怪訝そうな表情をする真紅に対して、蒼星石は話をはぐらかす。

51 名前: ◆HdhO7FUzqk [sage] 投稿日: 2006/10/13(金) 04:21:54 ID:p43+Bg/a
 表情を強張らせた翠星石が語りだした。
「真紅、聞いてほしいのですぅ。」
一息入れて、翠星石は俯き加減だった視線を真紅に向ける。
「今から5時間ほど前のことですぅ。nフィールドを経由して色んな人の
 夢の世界が現役の特殊部隊によって占拠されたのですぅ。」
「何処の部隊なの?」
「Alice Doll部隊とその下についた次世代特殊部隊ですぅ。あいつらは私達を脅してきたのですぅ。
 それが出来ない場合は夢の中で人を永遠の眠りにつかせると言ってますぅ。」
ある固有名詞、そして永遠の眠りという言葉を聞き、真紅は目を見開いた。
「永遠の眠りを?」
「はい、ドリームジャックをすることで私達を無力化しにかかったのですぅ。」
「Alice Dollがドリームジャックを…。」
Alice Dollの内情を知っていた真紅はすぐさまことの重大さに気付いた。
「大変なことになった、って君にも分かっただろう。」
蒼星石は口を挟んだ。音声はいつも通りの落ち着いた音声だったが、
その表情は彼女にしては珍しく少し青ざめているようにすら感じられた。さらに、翠星石は話し続ける。
「真紅にお願いしたいのはnのフィールドに単独潜入ですぅ!
 人質としてとらえられた可能性のあるローゼンメイデンのミーディアムの捜索調査ですぅ!
 そして見つかったら、彼らを救出するのですよぅ!」
「人質にしてはなかなか狡猾ね。」
今だ表情を殆ど変えない真紅に対して、泣き出しそうな翠星石は捲し立てるように言う。
「そして、奴らが本当に夢の中で人間を閉じ込められるかも調査をするですよっ!
 本当だったら奴らをとっちめてやるです!」

52 名前: ◆HdhO7FUzqk [sage] 投稿日: 2006/10/13(金) 04:27:04 ID:p43+Bg/a
 大まかな状況を真紅が聞いた後、蒼星石は真紅に声をかけた。
「真紅、質問はあるかい?」
「質問?バカなことを言わないで、私は受けると言った覚えは無いのだわ。」
まだ怒りが抜け切ってない真紅に対して蒼星石は続けた。
「もうちょっと、詳しく話を聞いてからでも遅くは無いと思うよ。」
 少しの間だけ考え込んだのか真紅は黙っていたが、何か思いついたように口を開いた。
「・・・nのフィールドの状況は?」
「nのフィールドは私達のところは落ち着いていますぅ!
 ですが、私達や雛苺じゃ他の人の夢への干渉が出来なくなっているのですぅ!」
「つまり、私か金糸雀…そして水銀燈ならまだ可能性があるというわけね。」
「しかも、Alice Doll部隊は手紙で真紅を指名してきたんですぅ!」
「何ですって?」
今まで、表情を大きく変えなかった真紅は驚愕の表情を露にし、声も大きくなった。
「それは、僕の方から説明させてもらうよ。」
蒼星石が再び口を挟んだ。
「人の夢の中へ干渉することを得意とした僕や翠星石が干渉出来ない。
 これは明らかにおかしいことなんだよ。」
「本当に、ローゼンメイデンのミーディアム達を調査したの?」
「うん、僕のご主人様であるおじいさんは昨日から眠り続けているし
 夢の中を調べようとしても結界みたいな物が張られていて入れないんだ。
 翠星石や金糸雀、雛苺と手分けして調べたけど他のミーディアムも同じような状態だよ。
 とりあえず、おばあさんには『心配しないで、必ず元に戻すよ』って
 言っておいたけど・・・それでも大変なことは変わりは無いんだ。」
真紅は左手を右肘に、右手を顎に持って行って再び考え込んだ。
「そうなってくると犯人は・・・雪華綺晶はすでに前回の戦いで
 ローザミスティカは取られたわ。金糸雀や雛苺は性格や能力を考えたら無理ね。
 これだけのことを行ったことを考えると今回の事件には水銀燈が関わっているはずなのだわ。」
少し落ち着いてきた翠星石も同意する。
「そうですぅ。こんな悪趣味な真似をするの水銀燈以外考えられないですぅ。」


53 名前: ◆HdhO7FUzqk [sage] 投稿日: 2006/10/13(金) 04:28:57 ID:p43+Bg/a
 また、しばらく俯きながら数秒ほど考え込んだ後、真紅はようやく口を開いた。
「・・・一体、彼らの要求は何かしら?」
「僕達5人のローゼンメイデンのローザミスティカ、そして・・。」
「そして?」
「・・・ジュン君だよ。」
翠星石、そして真紅のミーディアムであるジュンの名前を聞いたとたん、血相が変わった。
「ジュン!?・・・なぜ彼が?」
「不思議なことにジュン君は今回の事件には巻き込まれなかったんだ。何故だと思う?」
「私や翠星石のミーディアム・・・と言う理由ではなさそうね。」
翠星石が口を挟んだ。
「彼らの要求はマエストロに匹敵、いやそれ以上の腕前のジュンの技ですぅ。」
「うん、ジュン君はJUMと呼ばれている唯一無比のマエストロなんだ。」
「Japanase Ultra Maestro・・・とはよく言ったものね。ジュンの腕を使って何をするつもりかしら?」
「彼らの要求は恐らく・・・ジュン君を捕まえて、新しい体を作ってもらうことだよ。」
「新しい体?水銀燈の腹部のパーツかしら?」
「それだけじゃないと思いますぅ。奴らは、人質を盾にして
 また新しく、ローゼンメイデンの贋作を量産することも考えているはずですぅ!」
「贋作・・・アリスになりきれなかった人形が増えたら。」
 真紅の脳裏に、今までの戦いが思い浮かんだ。そして、かつて信頼していた雪華綺晶との二度の戦い。
その間には、アリスになりきれなかった贋作人形との死闘を避けて通ることは出来なかった。
「そうなってしまえば、nのフィールドにとどまらず現実世界に大きな混乱が出てくるはずだよ。」
「そうですぅ、ジュンは私と真紅のミーディアムというだけでは無いのですぅ!
 あいつの腕はお父様に匹敵する、人形全体の平和にとって"JUM"はかけがえの無い存在なのですぅ!」
「私達ローゼンメイデンにとっては特に、でしょう?」

54 名前: ◆HdhO7FUzqk [sage] 投稿日: 2006/10/13(金) 04:31:35 ID:p43+Bg/a
 蒼星石は更に話を続ける。
「手紙の出し主は、自分たちのことを『アリスドールの娘達』と名乗っていたんだ。」
「『アリスドールの娘達』…。」
 アリスドール。それはローゼンメイデンが本来目指すべき完璧なる存在であり、
Alice Doll部隊の名前の由来にもなっている。
アリスを目指す方法がお互いに戦うこと以外にもある、とされたとは言え。
その意味はこの場に居る三人のローゼンメイデンにとって特別な意味を持つ。しばらく重苦しい沈黙が続いた。
「それで、タイムリミットはいつまでかしら?」
真紅は沈黙を破るかのように聞き返した。
「24時間ですぅ!それに、やつらは手紙を出してから24時間後にジュンの身柄を渡さないと
 ミーディアムを完全に夢の世界の住人にしてやる。とかいてありましたですぅ!」
「それで、今は手紙が来てから5時間経っているのね?」
「そのとおりですぅ。」
真紅はどこからか取り出した自前の紅茶セットで、近くにあったポットを使い紅茶を入れ始めた。
「翠星石、私一人で潜入操作するのかしら?」
「それしか方法がないのですぅ!手紙にも真紅が来い、とあったのですよ!?」
「そういうことを聞いているのではないのだわ。」
紅茶を入れ終えた真紅は紅茶を一口入れた後、いつもの落ち着いた口調でたずねた。
「どうして私に接触をしたか、本当の理由を教えて頂戴。
 貴方達だけでもその気になればのり、そしておばあさんを経由して
 他のミーディアムによる夢の中への干渉をすることも可能だったはずよ。
 二人一緒なら。いいえ、金糸雀や雛苺を交えれば任務の解決も難しくないはずなのだわ。」
真紅の鋭い目線が、二人の姉妹に向けられた。
「ごめん、真紅。実は、金糸雀が・・・置手紙を残して行方不明になってしまったんだ。」
「神奈川・・・いや、金糸雀は『みっちゃんを助けに行くかしら!』とだけ書いてどこかに言ったですぅ!」
「・・・それで、私に金糸雀の連れ戻しもして欲しい。と言うわけね。」
「お願いだよ、真紅。ミーディアムの救出とともに金糸雀を探してほしいんだ。」
翠星石、そして蒼星石の嘆願ともいえる視線が真紅に突き刺さる。
「いいわ、その代わり条件があるわ。」
観念したかのように目をつぶって仕方なさそうに真紅は答える。
「真紅・・・。」
「これ以上の私達の間では隠し事は無しよ。それから、貴方たちとも定期的に連絡がとりたい。
 言いたい意味はわかるわね?」
「わかったですぅ。nのフィールドと現実とのやり取りが出来るような装置を用意しておいたですぅ。」
そう言い出すと翠星石はなにやらポケットから宝石のようなものが着いたようなブローチを取り出した。
「このブローチを使うと私達とも遠隔で会話が出来ますぅ。」
「・・・ありがたいわね。ところで蒼星石、さっきの人工精霊で何をしたの?」
「nのフィールドで何時でも出口が出せるようなおまじないだよ。
 真紅は僕達と違って夢の中で動くのは少々辛いだろうからね。」
「確かに貴方達が動けず私だけが動くとなると、夢の中では不利になるのだわ。」

55 名前: ◆HdhO7FUzqk [sage] 投稿日: 2006/10/13(金) 04:36:10 ID:p43+Bg/a
「あと、彼らの情報について知っていたら教えて頂戴。」
今まで目を閉じていた真紅はもう一口紅茶を飲み終え、二人の姉妹に向き直った。
「水銀燈がかかわっている事は確実だよ。手紙には黒い羽が入っていた。」
「それに、薔薇水晶もか関わっている可能性があるかもしれないですぅ!」
「・・・どうして関わっていると分かるのかしら?」
「夢の中に行った金糸雀から君に渡した同じブローチを経由して聞いた話だけど
 水晶が突き出ているフロアが確認されたんだ。
 それに不気味な贋作人形が幾つか居るみたいだ。」
「それで、今は金糸雀と連絡が取れない。私を起こされた理由はそういうことなのだわ。」
「真紅、相変わらず鋭いね・・実は、金糸雀の話を聞いたところ
 Alice Doll部隊は水銀燈の手で再び編成されたんだ。」
「・・・何のために?」
「水銀燈は長い間、僕達から距離を置いていたけどどうしてだと思う?」
蒼い姉妹の問いに、間髪居れずに真紅は返した。
「水銀燈は雪華綺晶との過去の戦いで傷ついた。
 私や貴方達二人はおろか、金糸雀や雛苺も同様にね。
 だけど私たち6人はジュンの手で再び新しいローザミスティカを与えてもらったわ。
 ところが、その中の一人は復活条件付で復活させざるおえなかった。」
「だけど、一番ダメージが酷かった水銀燈は復活の代償に
 過去の強力な戦闘能力がパワーダウンしてしまった。
 僕達他のローゼンメイデンとは一対一では勝てないぐらいにね。」
「ジャンクと呼ばれてもいいぐらいのパワーダウンは水銀燈にとって屈辱なのだわ。
 だから自分のパワーを取り戻すために年月を重ねていた。
 その間に、夢の中に干渉出来る方法を探していたのだわ。
 全てはジュンの手で再び自分の体を修理してもらうため。その為にしばらく姿をくらましてた。」
「仮に元の力を取り戻したとしても、水銀燈一人で夢の世界に行き来できる筈が無いですぅ!
 薔薇水晶が何らかの形で夢の世界へ導いた可能性が高いですぅ!」
翠の姉妹から、再生した真紅達の元となったAlice Dollの贋作の名が出された。
「薔薇水晶・・・槐(えんじゅ)が作った雪華綺晶の贋作。
 彼女が何を考えているのか未だに掴めないのだわ。」
半ば他人事のように目をそらして薔薇水晶のことを述べた。関わりたくないな、と言わんばかりに。

56 名前: ◆HdhO7FUzqk [sage] 投稿日: 2006/10/13(金) 04:38:07 ID:p43+Bg/a
「僕達が動きを封じ込められた以上、あの二人に対抗できるのは君しか居ないんだよ。
 金糸雀は居なくなったし、雛苺では正直荷が重過ぎるんだ。」
「・・・。」
真紅は、紅茶を飲み干すとあごに左手を動かし考え込むように黙った。
「翠星石たちがサポートできるのは、真紅への連絡や夢の世界へ行かせる準備。
 それに、ジュンとのりの安全確保やお婆さんや巴の家族との連絡ぐらいですぅ。」
翠星石の声を聞きおわった後、真紅が再び声を上げた。
「ほかの事は心配しなくていいのね・・・私のステッキがあったら返して頂戴。」
「どうするつもりだい?」
「心配しないで、任務を拒否するわけではないわ。素手では色々と不便になりそうでしょう?」
「フフッ・・・真紅、どうやら本気で行くみたいだね。」
「真紅、ステッキならここにあるですぅ。」
翠星石から愛用のステッキを受け取ると、確かめるように軽く体を動したの後に人工精霊を呼び出した。
「ホーリエ、いるかしら?」
人工精霊はどこからとも無く現れ真紅の周りを漂う。
「準備は完了ね・・・行くわよ!」

真紅は二人の姉妹と共に、桜田家の鏡のある部屋へと向かった。再び戦いに身を投じるために。

61 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2007/01/02(火) 03:32:12 ID:+po3/EZD
あんたはオレ達のドールを救ってくれた!
今度はオレ達があんたのドールを救う番だ、マエストロ!

62 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/01/02(火) 13:49:34 ID:K8YLQzsJ
エルザとか
薔薇水晶なのにびっくり



続く?
元スレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1147003244/
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相互リンクの件了解です!
こっちはこれから忙しいかもしれませんが、これから宜しく
お願いしますね~(≧▽≦)丿
【2007/02/13 21:37】 URL | アバトーン #- [ 編集]


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