[PR] キャッシング 比較 たきさんとのっさんの続暇潰し編 通い妻相馬広香 Vol.4
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たきさんとのっさんの続暇潰し編
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通い妻相馬広香 Vol.4
【2007/03/18 22:00】 アニメ
通い妻相馬広香 Vol.3を先に読んでください。






18禁注意!!!!










158 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 04:55:31 ID:KKkDrr1U
>>119-122
>>132-139
>>147-149 の続きと言うか、コレでラストです。

前回投下分、テキスト量倍くらいにした方がいい感じになったっぽいなぁ、
と思いつつも書き直さずに続きいきます。




159 名前: 1/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 04:56:21 ID:KKkDrr1U
田村とキスしてる。
頭に血が上っているのが自分でも分かった。
腕の中にある田村の体温が気持ちいい。
あたしの中に始めて感じる衝動。
でも、初めてだからどうして良いか分からなかった。
「うわっ、相馬?」
もっとキスしたい、ずっとキスしたい。
夢中で田村の唇に甘えていると、田村が後ろに倒れた。
一瞬離れただけなのに、それだけで胸の奥が切なくなる。
「やぁ……離れないでっ、田村ぁ」
もう一度キス。
ちゅ、って音を立てて、田村の唇を吸ってみる。
ただ唇を合わせるよりも、田村に密着できた。
厚くなった身体が何かを求めているけれど、あたしにはそれがなんだか分からない。
「そ、相馬?」
狂ったようにキスを重ねるあたしに、田村が何かを言おうと開いた口にまたキス。
「ひゃっ」
あたしの唇に田村の舌が当たった瞬間、くすぐったい様な初めての感覚。
びっくりして固まったあたしを、田村が優しく抱き寄せる。
「お、落ち着けよ?な?」
耳元で田村の声が聞こえる……
あたしの胸が田村の胸に密着している。

足と足が絡んで……腰に何か硬い物が当たっていた。
男の子が興奮するとこうなるのは、雑誌で読んで知っていた。
(あたしで興奮してくれたのかな?)
そう思うとそれだけで幸せになった。
田村が興奮しているって分かった時、あたしの身体が甘く痺れた。
抱き寄せられた身体を、田村に押し付ける。
……一瞬、何が起きたか分からなかった。
何?今の。
胸も、田村の硬いのが当たった所も、足すらも、
田村の身体と触れ合っている所全部が。
キモチイイ
雑誌には始めてだったら痛いって、そう書いて有ったのに。
「そ、相馬?」
不思議そうな田村。
「ど、どうしよう……どうしよう、田村」
こんなこと初めてで、混乱したあたしは田村に一生懸命説明した。


160 名前: 2/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 04:57:41 ID:KKkDrr1U
「おかしいのっ、ねぇ……変でしょ、田村」
……何の拷問ですか?相馬さん。
暖かく軟らかい身体がもじもじと押し付けられながら、
耳元では相馬の可愛い声でいかにそれが気持ち良いのか説明される。
はっきり言って、半ば正気じゃ有りません今の俺。
とはいえ、俺だって初めてです。
こんなことなら、高浦にあのビデオとか借りとけばよかった。
そんな後悔をしている間にも、相馬は俺にしがみ付く。
「ど、どっか変なのかな?どうしよぉ……田村ぁ」
……そういや、こいつ……登校拒否で保健体育の授業とか受けてないのか。
エロい本とかビデオとか買ったり出来る性格じゃないし……
友達に借りたり、聞いたりすることも出来ない。
こいつって……
『貴方の色に染まります』
って漢の浪漫そのまんまの女なのな。
もともと可愛いけど、更に愛しくなって相馬をもう一度抱きしめて、キスする代わりに舌で相馬の唇を撫でる。
驚いて固まっている間に、相馬と上下入れ替わる。
「たむ……ら?」
相馬の綺麗な瞳が、俺を見上げる。
背筋を何かが這い登る。
俺の事を信じきった目が、『もっとして』と甘えていた。
もう一度舌で唇を愛撫する。
身悶えする相馬を、少し乱暴に両手で押さえつけて逃がさない。
相馬の反応を見ながら唇を貪っていると、何か言いたげな相馬がそっと口を開く。
何か言われるか?
そう緊張した俺の唇に、相馬の舌がおずおずと触れる。
『いいのか?』『いいよ』
目だけで会話した俺たちは、今度はお互いの舌を絡めあう。
相馬にキスしてる。
それだけでどうにか成りそうだったのに、更に舌が絡んで……
徐々に何も考えられなくなった俺は、自分が気持ち良くなる為に相馬の舌を吸出し蹂躙する。
呼吸するのも辛いであろう相馬だったが、何一つ抵抗せずに俺を受け入れていた。
相馬を逃がさないために相馬に触れている俺の手が、更に柔らかいところに触りたいと騒ぐ。
胸とか……まだ見たこともない所とか。
まずは……胸。
シャツの上からでも分かる膨らみに手を当てる。
俺を見ていた相馬の、蕩ける様な目が逸らされる。
触ったことの無い独特の弾力に酔う。
服の上から形と弾力を楽しむが、直接見たくなった。
「相馬、脱いで」
真っ赤に成った相馬が咎める様に俺を見るけど……
意地悪ではなく緊張で手が震えて、上手く脱がせる自信が無かった。
でもそれは相馬も同じで、震える指で、泣きそうな目で何度か挑んでやっと一つ一つのボタンが外れる。
「えっち」
目が釘付けになった俺に、相馬の声が届いた。
反論の余地はないけど。
小さく尖った乳首に触れる。
「ひゃうっ」
硬くなっていた。


161 名前: 3/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 04:58:19 ID:KKkDrr1U
唇にやったみたいに、何度か舌先で感触を確かめていた田村が急に胸に吸い付いてきた。
っっった。
同時に田村の手があたしの胸の握る。
痛い。
泣きそう。
でも、泣かない。
声を殺していると、田村が一生懸命に胸を吸っていた。
赤ちゃんみたい。
田村の子供とかって、こんな感じ?
自分の先走った想像に、思わず赤面。
そんな気が抜けた瞬間に、田村の手がまた強く胸を握る。
「ったぃ……」
思わず声が漏れる、やば……
「ご、ごめん、相馬」
田村が急いであたしから離れる。
こうなるから、一生懸命声を殺してたのに、あたしの馬鹿。
「いいから、田村がしたいようにして、ね?」
恥ずかしいけど、田村の頭を自分で胸に押し付ける。
心臓が張り裂けそうにドキドキしてる。
心臓の真上に居る田村にも聞こえているだろうな。
そう思うと更に恥ずかしくなった。
「き、気をつける」
田村がまた胸に触れる。
でも、さっきまでとは全然違う。
握るんじゃなくて、さわさわと表面を撫でるように。
壊れ物でも扱うように、優しく優しく……
田村の優しさがそこからあたしに溶け出していく。
そんな錯覚を覚える。
さっきとは別の意味で声を殺す。
田村にえっちな女って思われると嫌われそうだから。
『松澤さん』の写真を、聞いた話を思い出す。
(そんな事に興味有りません)そんな声が聞こえてきそうな、
綺麗でストイックな人物像。
田村と両思いになってもキス一つしない娘。
……田村の好みのタイプ。
さっきまでのだって……田村に嫌われる理由になるかもしれないと、
少しだけ戻ってきた理性で考える。
『嫌われたくない』
そう思っていても、優しくなった田村の手は、あたしを容赦なく気持ち良くしていく。
熱くなっていく身体が、田村と密着したがっている。
正面から胸を触られていると開く、田村との空間が寂しかった。
どうしても我慢できなくなったあたしは、田村の胸の中に潜り込んで、背中からだきしめてもらう。
急に動いたあたしに驚いている田村の手を自分で胸に当てる。
……えっちだって思われてたらどうしようかな?
でも……もっと田村に触りたかった。
「そ……うま」
田村の荒い息が耳に掛かる。
耳も気持ち良いなんて初めて知った。
背中にぴったりとくっ付いた田村の身体も熱くなっていて、
お尻に当たる硬いのもビクビク震えていて、
あたしで感じてくれている実感が、更にあたしを気持ち良くしていった。


162 名前: 4/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 04:58:51 ID:KKkDrr1U
苦しげに呻く相馬の声が。
一箇所だけ感触の違う柔らかい胸が、
俺の理性を崩壊させていく。
自分から俺の腕の中に飛び込んで甘える相馬に、もっと感じて欲しかった。
悲鳴を上げるまで気持ち良さそうにしていた目が、
正気に戻っていたのに気が付かなかった。
大切な相馬に痛みを与えないように。
童貞の俺に出来るだけ優しく優しく触る。
これで良いのか?
そういう不安も有ったけれど、
相馬の乱れた息が、上気した頬が、俺を勇気付ける。
触っているだけで気持ちよくなる相馬の身体。
……もう一箇所触ってみたいところが有った。
緊張で乾いた喉を鳴らしてから、右手をそろそろと下に伸ばす。
ビクリと震えて緊張し始める相馬を、左手で抱きしめる。
それだけで力を抜いて俺にもたれ掛る相馬は、無言で俺を信頼していた。
胸の時のように、強く触って相馬に苦痛を当てえないようにお腹の辺りから軟らかく触り、
指先をつっーっと降ろしていく。
ソコに近づくにつれ、相馬の落ち着きが無くなって行く。
自分でもどうして良いか分からない様子の相馬が、潤んだ瞳で俺を見つめる。
両手の塞がっている俺に出来ることは……
相馬にキスをする。
恐怖から逃れるように舌を絡める。
右手が熱い熱い泉に辿り着いて……
「濡れてる?」
指先に触れた感触に呟くと、ビクリと震えた相馬が次の瞬間ぽろぽろと泣き出した。
「ごめっ……田村……ごめんね?えっちで……やらしくて……ごめんね?」
げ、こういう事言うのってデリカシー無かったか?
流石にあの母親の息子なだけ有るのか?俺。
「ごめ……ゆるして……ねぇ……たむらぁ……」
泣き止まない相馬に途方に暮れているだけなのに、俺の手が止まった事に怯えた相馬が喋り続けていた。
「ねぇ……何でもするから……きらいにならないでよぉ……」
快感ではなく恐怖に相馬が震えている。
俺に嫌われるかもしれないって事に、子供の様に怯えていた。
右手をそっと動かす。
左手は胸ではなく頭に触る。
「相馬、好きだぞ?」
長い綺麗な髪を指で梳く。
それだけでそう魔の身体の震えが止まる。
右手が胸より軟らかくて、ずっと熱い、ソコの表面を往復するたびに、
相馬の呼吸は荒く、熱くなっていった。


163 名前: 5/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 04:59:33 ID:KKkDrr1U
頭の中が田村の事だけに成っていく。
体中が田村を感じて、田村の触った所が熱を宿す。
そろそろと田村の手があたしの身体を這い回る。
気持ち良かった。
でも……
『足りない……よぉ……』
あたしが一度悲鳴を上げたから、優しい田村は決して強く触らなかった。
もどかしくて狂いそう。
もっと強く触って欲しい。
でも……
『オネダリなんかしたら……田村に……嫌われるっっ』
田村によってじわじわと熱される身体を、理性で必死に繋ぎとめる。
何時まで? 田村が止めるまで。
田村の家族は誰も帰ってこない。
どれだけ意地を張っても、自分が折れるしかなかった。
それでも……
『苦しい……田村……もっと……もっと強くしても大丈夫だから?』
必死で身体を捻って、田村を見つめるけど……
優しく微笑んだ田村が唇を重ねる。
「ひっ……あっ……ぅ……」
キスも気持ち良かった。
好きな人に触ってもらっている快感も、自分でするのより気持ち良かった。
それでも、後一押しが足りなかった。
ギリギリまで高められた身体が限界を超えるには与えられる刺激が繊細すぎた。
『もっとぉ……お願いっったむらぁぁぁ』
田村に意地悪をされている。
そう思った。
こんなにキモチイイ意地悪するなんて、田村なんか……
『やっぱり好き』
狂いそうな自分の身体を諦める。
もうコレは田村のモノだから。
田村の好きにしてもらおう。
だって、こんなにきもちいいもの。
「田村……好きにして良いよ」
熱く苦しい息を田村の耳元で吐くのがやっとだった。


164 名前: 6/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 05:00:04 ID:KKkDrr1U
「好きにして良いよ」
……これ以上なんて……
相馬の身体を触っているだけで、ガチガチに成った自分の分身を意識する。
『いいんだよな?』
くっついていた相馬の身体を、床に寝かせる。
相馬はぐったりと寝転がりながらも、寂しそうに俺を見ていた。
『来て?もっと触って?あたしに構って?』
全身でそう主張する相馬の引力に引かれる様に、相馬に近寄る。
近寄るだけで晴れていく相馬の顔は、どれだけ俺に依存しているのか感じさせる。
胸の奥でなんだか分からない衝動が沸き起こる。
居ても立ってもいられなくなって、今日だけで何度繰り返したか分からないキスをする。
すっかり気に入った様子の相馬が、喉でも鳴らしそうだ。
唇を重ねたまま、手探りで相馬の入り口を探す。
軟らかく熱い感触の中に、指先がゆっくりと埋まっていく。
相馬が恥ずかしそうに目をそらす。
小さな水音をさせながら、丁寧に出し入れする。
恥ずかしい声を上げそうな相馬を、キスで黙らせる。
一度出した指で、もう一度入り口を探す。
何度も何度もソレを繰り返して、相馬の身体を理解する頃には、
相馬はぐったりと力が入らなくなっていた。
荒い息を漏らすだけの熱い肉体の入り口に俺の一番敏感な所を当てる。
それだけで声が漏れそうに成るくらい気持ち良い。
何度も確認した場所にしっかりと当てる。
指で確認した時には、本当にここに入るのか不安に成ったが、
今更俺は止まれない。
不安そうに俺を見上げる相馬を暫く見つめてから、俺は相馬に押し入った。


165 名前: 7/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 05:00:39 ID:KKkDrr1U
快感に曇っていた頭が、痛みで引き戻される。
『いたいよぉ』
でも……胸の時みたいに止めて欲しくない。
ちゃんと最後まで田村を感じたかった。
無理矢理自分が押し広げられていく痛み。
『でも……コレ田村の形なんだよね?』
そう思うと耐えられた。
「うぁ……コレ……」
奥まで入った田村が呟く。
「コレ……ヤバイ……おかしい」
自分の血の気が引く音が聞こえた気がした。
「ご……ごめん、田村っ、何?どこか変?」
泣きたくなった。
どうして良いか分からなかった。
「いや……気持ちよすぎる……やばい……」
『ばか……怖がらせないでよぉ……』
安心で力が抜けた瞬間、田村がまた悲鳴を上げる。
「うおぉっ、感触変わるっ、……きもちいー」
恥ずかしさの余り、おかしくなりそうだった。
『そ、そんな事、いちいち言わないでよっ』
……それでも、胸の奥は幸せで一杯だった。
身体が苦痛に悲鳴を上げても、初めての痛みに大事な所が血を流していても。
田村が自分で気持ちよく成ってくれている事。
それに比べたら些細な問題で。
少しでも沢山田村を感じたくなって、両手を首に絡ませる。
「そ、相馬?」
不思議そうな田村を、ぎゅって抱き寄せる。
『……どこにも行かないで』
そんなことは無理なのに、こいつには好きな人が別に居るのに。
そう言いたくなる。
「うあぁっ、相馬っ、胸……ぐあっ……」
身体の表面も……中も、密着したまま、体を揺らす。
広げられる痛みは有ったけど……
田村が果てるまでの長くない時間を、あたしは幸せの中で過ごした。


166 名前: 8/8 [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 05:06:49 ID:KKkDrr1U
――――自己嫌悪
相馬がぐったりと眠り込んでいた。
「何度やったっけ?」
一回一回にたっぷり時間を掛け、甘え合いながら力尽きるまで……
「おーい、相馬?」
ゆさゆさと揺らすと……
「おっぱい、ゆらゆらー」
はっっっ、お、恐ろしい子、相馬広香。
またむしゃぶりつく所だった。
気が付くと既に日が上っていた。
昨日何時までヤってたのか、まったく分からなかった。
「……松澤もう起きてるよな……」
自分の部屋に戻って松澤の電話番号を書いたメモを取り出す。
「責任取らなきゃなぁ」
トントンと軽い音を立てて、電話の所まで歩く。
小さく深呼吸してから松澤の番号を……取り上げられた。
「おはよ、田村」
「……おはよ」
お互いに恥ずかしい沈黙に包まれる。
ひとしきりもじもじした後、
「それ、返せよ」
松澤の名前と電話番号の書いた紙を暫し見つめた相馬は、
「いや」
端的に答えた。
「なんでっ、ちゃんと松澤に相馬の事言わないとっ」
けじめを付けないと、男じゃない。
そう思ったけれど。
「責任とって欲しいなんて、あたし言ってないけど?」
…………なんですと?
「田村そんなこと言って、その子が泣いたらまたその子のところに行くでしょ?」
……否定できません。
「だから、今はいいから……あたしが欲しいのはね、田村」
メモを俺に握らせる軟らかい手。
その手に導かれて、俺の手は相馬の胸に抱きかかえられる。
「前も言ったけど……あたしを好きになってほしいだけなの」
俺の手を握ったまま祈るような相馬に何も言えなくなる。
「俺は……」
何かを言おうとする俺の声は、
ブブブブブブ
と、言う振動音に止められる。
なんだ?
真っ青になった相馬が自分の荷物に駆け寄って悲鳴を上げる。
「うそ――――、何この着信っっ、ママから――――」
げ、そう言えばお宅のお嬢さんを預かった状態?
「メールも……きゃぁぁぁぁ、田村っ、何とかしてぇぇぇぇ」
「ちょっ、お前さっき、責任取れとは言わないって」
「ソレとコレは別よっ~~~ど~しよ~……」
二人そろって気持ちよくなった昨日。
俺たちは二人そろって途方に暮れていた。

……いや、マジでどうしましょ?


167 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 05:08:38 ID:KKkDrr1U
おしまい。

長々と拙作にお付き合いいただき、ありがとうございました。
……読んでないかもしれませんけどね。

では、皆さん良いお年を。

機会が有りましたら、またいずれ。ではっ


168 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 05:56:01 ID:898fI17C
こ、このやろう俺を萌え狂わせるつもりですか!?GJ!!
相馬可愛いよ相馬。そしてその後松澤にあの女の匂いがする…な修羅場が(ry


169 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 08:09:20 ID:4l9gF13N
未亜かよw
兎にも角にもGJ!次回作も期待してるぜ


170 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/12/31(日) 21:29:04 ID:iNlCTVkg
GJ!!
次は松澤をまぜての3Pを期待


171 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/01/01(月) 06:32:01 ID:yWyU9g7Z
ぐぐぐぐGJ!
相馬の構ってちゃんモードに悶絶。
ありがたや~。



172 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/01/01(月) 12:25:56 ID:FpcLao1K
>>170
つまり、より田村を気持ち良くさせた方が正妻になれるって勝負ですね?


173 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/01/01(月) 15:31:44 ID:ktDv8VZe
なんてこった……
大晦日に投下されたこんな素晴らしい作品に年が明けるまで気付かないなんて……


GJ!!!!!!

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